2009年12月17日木曜日

ワクチン、中高生も1回接種…来月開始

厚生労働省は16日、新型インフルエンザワクチンの接種回数について、中学、高校生も2回から1回に減らすことを決めた。ワクチン量に余裕が生じるため、65歳以上の健康な高齢者(2100万人)も、全員が国産ワクチンを接種できる見通しとなった。

中学、高校生107人を対象にした臨床試験で、ワクチンを1回接種しただけで十分な免疫物質(抗体)の上昇が確認され、同日の専門家らの意見交換会で、1回接種の方針が合意された。これで、13歳未満の小児と、免疫系が弱っている人以外は1回接種となる。

読売新聞